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【ワシントン9日共同】
太陽系がある銀河系宇宙の中心部に存在するとされるブラックホールの周囲で、ガスやたくさんの中性子星などが盛んに相互作用を繰り返し、強いエックス線を放っている様子を、米航空宇宙局(NASA)のエックス線宇宙望遠鏡チャンドラが撮影。9日、ワシントンでの米天文学会で発表された。
発表したのは米マサチューセッツ大のグループ。チャンドラの画像で、これまで20個程度しか確認されていなかった銀河中心部のエックス線源が少なくとも1000個は確認され、それらの多くが、中性子星やブラックホール、寿命の終わりを迎えた星、白色わい星などであることが分かった。
高密度の物質が大量に存在する銀河の中心部では、星の生成や超新星爆発が頻繁に起こり、高温のガスやちりが銀河の周辺部に広がっている。また、最も強いエックス線が観測される部分には、巨大なブラックホールも存在すると考えられている。