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(回答先: 温暖化がオゾン保護帳消し NASAが影響予測 投稿者 kyodo 日時 2002 年 6 月 05 日 12:05:56)
南極に"巨大"レーダー
南極の上空にできるオゾンホールなどの大気現象を立体的に高精度観測するため、世
界最大規模の大気レーダーを南極大陸に設置する計画を、文部科学省国立極地研究所
などの研究グループがまとめた。建設費は約50億円で2008年の観測開始を目指
す。今のところ競合する計画はなく、実現すれば、南極の大気観測で日本が世界を大
きくリードすることになる。
計画では、直径100メートルの円形の敷地内に計500本の送受信用アンテナを設
置。上空に電波を発射し、大気から戻る反射の強さが時間とともにどう変化するかを
分析し、地上1キロから約500キロまでの大気の動きを詳細に割り出す。風速が毎
秒10―50センチの微風まで観測できるという。現在、レーダーの設置場所を選定
中だ。
期待される観測成果の一つが、オゾンホールの将来予測。大型レーダーで大気の動き
を詳細につかめれば、シミュレーションの精度も上がる。オゾンホールの原因とされ
るフロンガスは、世界的に規制されているが、オゾン破壊がその規制の効果でいつご
ろ、どれだけ防げるかなどが、より正確に予測できるようになる。(読売新聞)[6月3日15時8分更新]