国連環境計画(UNEP)は5日、ヒマラヤ山脈の氷河が気温の上昇で徐々に解け、英国の登山隊が世界で初めて最高峰のエベレスト(8850メートル)登頂に成功した1953年時点に比べ、氷河のすそが約5キロメートル短くなるなど、地球温暖化が世界の山岳地帯にも影響を及ぼしていると警告した。このまま温暖化が進めば、同山脈の近くに住む人々が洪水に見舞われるなどの被害が頻発しかねないと懸念を表明している。
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