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予知連「活火山」22追加
火山噴火予知連絡会(会長=井田喜明・姫路工大教授)は、活火山の定義を「過去
約2000年以内に噴火」から「過去約1万年以内に噴火」に拡大、新たに活火山リ
ストに追加する候補22か所を選定した。
27日、都内で開会中の地球惑星科学関連学会合同大会で発表した。来年2月まで
に、現在の活火山86か所も含めた108か所について、噴火危険度を3段階程度に
分類、監視体制の強化や防災対策などに生かす。
米国など多くの先進国が活火山の定義を「過去約1万年以内に噴火」としているこ
とや、長野県の御岳山のように2000年以内の噴火記録がないのに噴火した山があ
ることを考慮、活火山の定義を見直した。
今後、計108か所について過去の噴火記録などを見直し、噴火の可能性や被害の
度合いを調査。ランク分けして公表することにしている。
新たな活火山候補は以下の通り。ルルイ岳(北海道)、利尻山(同)、羊蹄山(
同)、ニセコ(同)、肘折(ひじおり)(山形)、沼沢(福島)、高原山(栃木)、
横岳(長野)、アカンダナ山(同)、利島(としま)(東京)、御蔵(みくら)島
(同)、孀婦岩(そふがん)(同)、海形(かいかた)海山(同)、三瓶(さんべ)
山(島根)、阿武火山群(山口)、伽藍(がらん)岳(大分)、由布岳(同)、福江
火山群(長崎)、米丸・住吉池(鹿児島)、若尊(わかみこ)(同)、池田・山川
(同)、口之島(同)
(5月27日23:13)
http://www.yomiuri.co.jp/04/20020527it14.htm