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国連環境計画(UNEP)は22日(現地時間)、30年後の地球環境を予測した「地球環境白書」を発表した。緊急の対策を取らない限り、2032年には、陸地の7割が鉱工業生産や社会資本整備などによる地盤沈下の影響で浸水の危険に脅かされる、としている。浸水の危険は、南米とカリブ諸島で陸地の8割以上が、アラビア半島を含む西アジアでは人口の9割が住む地域に及ぶ。
白書は、資源不足や貧富の差の拡大などによって世界情勢はより不安定になるとし、地球がいま、持続可能な将来を手に入れられるかどうかの岐路に立っていると警告する。
一方、世界人口に占める飢餓人口の比率は減少傾向にあり、国連ミレニアム宣言が実行されるならわずかに2.5%減るという。また、河川の水質汚染では、北米と欧州で改善の動きが見られるなどとしている。
(13:22)