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地震観測データを即時公開へ 防災科研など
文部科学省の防災科学技術研究所と気象庁、大学の3者は、それぞれが設置し全国に計約1100カ所ある高感度地震計の観測データを集約し、リアルタイムで公開するシステムを6月から運用する。研究者が地震の波形などを詳細かつ効率的に入手することが可能になるという。
地震計の観測データは、以前は各研究機関が独自に活用していた。しかし95年の阪神大震災をきっかけに、地震研究者全体がデータを共有する体制の構築が叫ばれ、3者の間でデータの交換が始まった。
今回できたシステムでは、すべてのデータを防災科研の「データ流通センター」に集め、データベース化してインターネットで公開する。米国などにも同様のシステムがあるが、日本の場合は地震計が約20キロの間隔で密に配置されており、同研究所は「これほどの観測網のデータを集中管理する体制は、世界でも例がない」と説明している。
[防災科学技術研究所]
http://www.bosai.go.jp/jindex.html
http://www.mainichi.co.jp/digital/solution/today/2.html