投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 11 月 23 日 19:06:40:
11/22 20:30 「防災上は一体と考えて」 東海地震と富士山噴火 社会113
共同
気象庁長官の諮問機関「地震防災対策強化地域判定会」会長の溝
上恵・東大名誉教授は二十二日、甲府市で開かれた防災講演会(山
梨県など主催)で、東海地震や南関東直下型地震と富士山の噴火と
の因果関係について「地下構造などを見ると可能性は否定しきれな
い」として「防災上は関連していると考える必要がある」と述べた
。
溝上氏は「現在の地震学では関連を立証できない」と前置きした
上で「東海地震と南関東直下型地震は同じフィリピン海プレートの
地震。江戸時代の安政東海地震の際には富士山頂の熱が変化したと
の見解もある」と指摘した。
また「可能性としては、東海地方の地下のひずみを富士山直下の
マグマが敏感に感じ取って低周波地震を起こすとも考えられる」と
述べ「少なくとも防災監視の上ではそれらを一体とみるのが正しい
」との見解を示した。
(了) 011122 2029
[2001-11-22-20:30]
このページの感想 |