投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 10 月 24 日 21:00:24:
10/23 17:22 小惑星衝突防止で国際協力を 世界の研究者集まり会 社会231
共同
地球に衝突しそうな小惑星など地球近傍小天体(NEO)の発見
が相次ぐなか、その観測や軌道計算の分野での協力を模索する国際
会議が二十三日、米航空宇宙局(NASA)などから研究者約五十
人が参加し岡山県倉敷市で始まった。
欧州宇宙機関(ESA)や宇宙開発事業団(NASDA)などの
天文学者らも参加。この日のレセプションに続き、二十四日からは
観測・追跡の役割分担やシステムについての情報交換、観測誤差の
縮小方法などについて三日間議論する。
地球に衝突しそうな小惑星については映画「ディープ・インパク
ト」や「アルマゲドン」でも取り上げられ話題を呼んだが、観測技
術の発達で実際にこれまで千五百以上のNEOの存在が判明。効率
的な観測と追跡には各研究機関の連携が必要と、日本スペースガー
ド協会(理事長・磯部*三国立天文台助教授)が開催を呼びかけた
。
同協会は財団法人日本宇宙フォーラム(東京)が整備する美星ス
ペースガードセンター(岡山県美星町)で、NEOのほか役目を終
えた人工衛星など宇宙のごみ(宇宙デブリ)の試験観測を既に開始
している。
磯部理事長は「世界の多数の科学者が集まりNEO問題を本格的
に議論するのは国内では初めてで、国際協力を進める第一歩にした
い」と話している。
(了) 011023 1721
*王ヘンに秀
[2001-10-23-17:22]
このページの感想 |