投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 10 月 17 日 19:21:29:
10/17 10:12 今年も最大規模に 南極のオゾンホール 外信56
【ワシントン16日共同】米海洋大気局(NOAA)は十六日、
紫外線による皮膚がん増加などの原因になる南極上空のオゾンホー
ルが、今年も大規模に発達、ピーク時には北米大陸に匹敵する大き
さにまで広がっていた、と発表した。
NOAAによると、米航空宇宙局(NASA)の人工衛星や、南
極での気球を使った観測から、成層圏の大気中のオゾンがほとんど
なくなるオゾンホールの面積は今年九月半ばにピークに達し、最大
では二千六百万平方キロに達した。二○○○年までの三年間とほぼ
同様で、広さとしては過去最大規模という。
オゾンホールは、オゾン層破壊の原因となるフロンガスの排出規
制が進んだために二○○○年代初めをピークに縮小に向かうと予測
されていたが、今のところ、この傾向は観測されていない。
最近では、地球温暖化の進行によって、成層圏の温度が逆に低下
。これが低温時ほど進みやすいオゾン層破壊を促進し、オゾン層の
回復を遅れさせることが心配されている。
(了) 011017 1012
[2001-10-17-10:12]
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