2002/02/13(水)
ゴルフ場経営
関・神野開発株式会社
民事再生手続き開始を申請
負債180億円
関・神野開発(株)(資本金7500万円、関市神野3496、代表長谷川静氏、従業員3人)は、2月8日に岐阜地裁へ民事再生手続き開始を申請、同日保全命令を受けた。
申請代理人は、端元博保弁護士(岐阜市京町 2-2、電話058-263-1433)。
当社は、1985年(昭和60年)7月に設立され、94年10月に「岐阜セントフィールドカントリー倶楽部」(18ホール)を仮オープン、95年5月に本オープンしていた。フラットで戦略性の高いコースとして知られ、会員権は1口2300万円で募集され、約 800口(97年に2分割)を販売、ピーク時には年間約4万2000人の利用客数を確保していたが、最近では約3万6000人程度まで減少していた。
加えて、ゴルフ会員権価格の下落のなかで、2001年には償還期を迎えた預託金の返還請求訴訟が急増、その一部は敗訴したこともあって、今後の預託金流出を防ぐため今回の措置となった。
負債は預託金として約 180億円が見込まれる。