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01/18 10:32 個人会員制を抜本改正へ 英ロイズが近代化 外経48
【ロンドン17日共同】英国のロイズ保険組合は十七日、三百年
以上にわたって同組合を支えてきた裕福な個人会員(ネーム)制を
抜本的に見直し、近代化を図る方針を打ち出した。
個人会員は保険引受団に加わり、無限の支払い責任を負う見返り
として巨額の利益を得てきた。一九八○年代には約三万人の投資家
がネームとして゛名前″を連ねていたが、アスベスト(石綿)訴訟
や米中枢同時テロの影響で負担が重くなったため、現在は約二千四
百人に減少している。
ロイズは二○○五年までに、個人会員の支払い責任を限定する一
方で、引受団への参加も制限したい意向。ただハイリスク・ハイリ
ターンを狙う一部会員の反発も予想され、実現には紆余(うよ)曲
折がありそうだ。
(了) 020118 1032
[2002-01-18-10:32]