小林内閣府審議官は、7日、8日の日銀金融政策決定会合で金融政策の現状維持が決定されたことに関連して、流動性供給自体は、万全の措置がとられている、と述べた。
定例会見で述べたもの。
小林審議官は、日銀の金融政策に関して、「政府としては、以前から、機動的かつ適切な金融政策をお願いしたいという立場は変わっていない」と述べた。ただ、1)当座預金残高目標10−15兆円、2)市場が不安定な際には一層潤沢な資金供給を行うというなお書き、3)ロンバート型貸出−−−という3段構えで非常に分厚い措置が取られているとし、「流動性供給面自体では、万全の措置が取られていると考えている」と述べた。同審議官は、7、8日の金融政策決定会合に出席している。