02/08 00:17 真宗高田派総長が辞職へ マイカル社債など投資失敗 社会118
共同
浄土真宗の有力宗派で、津市に本山の専修寺を置く真宗高田派の
安藤光淵宗務総長が、昨年九月に経営破たんしたマイカルの社債や
、深刻な経済危機に陥っているアルゼンチンの国債に宗派の財産を
投資、運用に失敗した責任を取って近く辞職することが七日、関係
者の話で分かった。
関係者によると、損失額は約四千六百万―約五千六百万円に上る
という。
この日、宗派の住職らの会議があり、マイカル社債などへの投資
をめぐり責任追及の声が相次ぎ、安藤宗務総長の辞職が固まった。
八日に正式発表される見通し。
安藤宗務総長は、三重県を中心に全国で約六百の寺、約五万人の
信徒を抱える真宗高田派で、法主に次ぐナンバー2。津市で中学、
高校、短大を経営する学校法人高田学苑の理事長も務めている。
(了) 020208 0017
[2002-02-08-00:17]