(回答先: 新発10年国債利回り 1.550% 15時52分 投稿者 ファイナンシャル・ディテクタ 日時 2002 年 2 月 07 日 17:26:21)
七日の債券市場の国債相場は、五年債入札が不調だったことなどを受けて下落(利回りは上昇)し、代表的な長期金利である新発十年国債の利回りは一時前日より0・030%高い1・570%に上昇し、昨年一月中旬以来の高水準となった。終値利回りは0・020%上昇の1・560%。
市場では、残存期間が長く比較的価格変動リスクが大きい十年債などの長期債が敬遠される一方、六カ月物などの短期国債に人気が集まる二極化が起きている。市場関係者は「市場のムードが悪く、長期金利は1・6%台を付けることもありそうだ」(銀行系証券)と話している。
国債相場は、海外勢の売りに加え、銀行が株価低迷による体力低下や決算期末が近づき買いを手控えていることなどから、昨年末ごろから下落傾向が続いている。この日は午前中は底堅く推移したが、午後は売りが優勢となった。