02年アルゼンチン経済は7%のマイナス成長の見通し=国連
[ボゴタ 6日 ロイター] 国連の中南米カリブ経済委員会(ECLAC)は、深刻なリセッション(景気後退)に陥っているアルゼンチン経済が2002年には7.0%のマイナス成長となる、との予想を示し、ハイパーインフレーション(超インフレ)に直面するリスクは「現実的なもの」と指摘した。
また、アルゼンチンの対外債務総額は、国内総生産(GDP)の90%に相当し、2001年12月の52%から上昇しているという。
ECLACのホセ・アントニオ・オカンポ事務局長は、記者団に対し、「アルゼンチンが再び超インフレに陥るリスクは現実的なものだ」と語った。(ロイター)