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6日の金融市場は、株価、円、債券がそろって値を下げる「トリプル安」が進んだ。東京株式市場では、市場全体の動きを表すTOPIX(東証株価指数)、日経平均株価がともに前日に記録したばかりのバブル後最安値を更新。TOPIXの終値は前日比3.76ポイント低い922.51、日経平均株価は83年12月以来の安値水準となる同54円75銭安の9420円85銭で取引を終えた。出来高は7億1000万株。
前日までの3営業日続落でTOPIXと日経平均株価が5%前後も下がったことで、朝方の取引では株を安値で買い戻す動きが広がった。
しかし、午後に入ると、不良債権問題の先行き不透明感から地方銀行をはじめとする銀行株が売られ、相場は急速に冷え込んだ。
偽装牛肉事件を起こした雪印食品株も続落し、終値は前日比4円安の26円。前日にグループ再建策を発表した親会社の雪印乳業株も同13円安の104円で取引を終えた。
債券相場も大きく下落(金利は上昇)した。国内の機関投資家を中心に売りが目立ち、長期金利の指標となる10年物国債の利回りは前日比0.015%高い1.545%で取引を終えた。
一方、東京外国為替市場の円相場は、円安が進んだ前日の海外市場の流れを受けて、一時は1ドル=134円台まで円安ドル高が進んだ。午後5時現在の円相場は、前日の同時点に比べて1円38銭円安ドル高の1ドル=133円90〜93銭。(19:36)