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6日の東京株式市場は、前日の9500円大台割れで割安感の出たハイテク銘柄に買いが集まる一方、午後に入って銀行株や通信株を中心に売られ、前日終値近辺でもみ合う展開となった。平均株価は4日続落し、前日のバブル崩壊後の最安値をさらに更新して取引を終えた。終値は、前日比54円75銭安の9420円85銭。
市場全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)も、前日比3.76ポイント安の922.51とバブル崩壊後の最安値を更新した。
この日は朝方、割安感の出た半導体関連などのハイテク株に押し目買いが入り、平均株価は一時130円近く上げた。しかし、9600円を超えたところでは戻り待ちの売りが集まり、上値の重たさが確認されると、銀行株や通信株を中心に売り込まれた。
午後に入って前日終値近辺でもみ合う展開となったが、大引け間際にまとまった売りが入り、下げ幅を広げた。
市場では「政局不安が不良債権処理をとん挫させるのではないか、という不安感が強い。当面、銀行株主導の下落基調が続くのでは」(大手証券)との声が聞かれた。