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【ニューヨーク3日=坂本裕寿】
世界経済フォーラム」(ダボス会議)のためニューヨークを訪れているソニーの出井伸之会長兼最高経営責任者(CEO)は3日、日本人記者団と会見し、急ピッチで円安が進む最近の円相場について、「日本経済の実力通りの水準であり、日本の景気回復にとって良い方向へ働く『良い円安』だ」と述べ、日本の景気回復を考えると現状の円安は適正な水準との見方を示した。
そのうえで「日本のサービス、生産性を考えると1ドル=110円程度だった時期は円が高過ぎた。そこからの調整過程であり、1ドル=150―160円であってもおかしくないとの見方もある」と語った。
同フォーラムで厳しい意見が相次いでいる小泉政権の先行きについては、「異常な小泉人気が落ち込んだ後に構造改革をやり抜くことが重要だ。その意味で(田中前外相の更迭問題などで)内閣支持率が低下したことはガス抜きのようなものだ」と述べた。
(2月4日11:16)