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【リオデジャネイロ3日共同】アルゼンチンからの報道によると、アルゼンチン政府は3日夜(日本時間4日朝)、銀行の預金凍結措置のうち、給与口座の引き出し規制を撤廃するなどの追加緩和策や、金銭貸借契約のペソ化の基本方針を発表する。
ドゥアルデ大統領は2日、最高裁が預金凍結を違憲とする判決を下したのを受けて、主要閣僚や野党首脳らと協議。段階的な預金凍結措置解除で事態乗り切りを図ることを確認した。
政府の追加策では、月額1500ペソ(約10万円)を引き出し上限としている給与口座の制限を撤廃する。また、銀行と個人、企業などの間の金銭貸借の契約については、すべて兌換(だかん)法時代の1ドル=1ペソでペソ建てに転換。通貨切り下げに伴う債務者の負担増を解消し、銀行の損失は政府が国債で補てんする。為替の固定相場と変動相場の一本化の早期実施の決定は、ずれ込む見通し。