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塩川財務相は、東京株式市場での株安の動きについて、企業の実態を株価が正確に表しているか検討が必要との見解を示した。
閣議後の記者会見で述べたもの。
塩川財務相は、最近の株安について、「じり安になっていることは、非常に懸念を持っている。3月に向けて、地固めをして、そろそろ上昇に向かってもらわないといけない」としながらも「積極的な対策を講じる意欲強いが、どこから手を付けたらいいかわからない。模索中だ」と述べた。そのうえで、「優秀な会社の株が下がり、そうでない会社の株価が上がっている。企業の実態を株価が正確に表示しているか検討が必要だ」との認識を示した。
また、構造改革の効果と株安の関係についての質問に対しては、「構造改革(の進展)と今の株価はまったく関係ないように思う」と述べた。
また、塩川財務相はダイエーの再建問題について所管外としながら、「不良債権処理は政治や行政の問題というより、当事者である銀行と企業が主導的なものでなくてはならない。両者とも再建と不良債権処理の意欲がかみあわず、いたずらに時間がかかっているように思う」との考えを示した。