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ニューヨークで開催中の世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)は2日、日本の構造改革問題などを議題に3日目の討議を行う。銀行の不良債権処理の遅れなどを背景に景気低迷が長期化し、デフレにも直面する日本の構造改革を妨げている障壁などについて話し合う。
討議には米有力シンクタンクのブルッキングズ研究所のアマコスト所長(元駐日大使)、竹中平蔵経済財政担当相らが参加。竹中経財相は、小泉政権の進める「聖域なき構造改革」が一時的には景気悪化をもたらすものの、日本経済の持続的な成長につながることをアピールする見通しだ。