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朝日生命保険が、経営基盤強化の一環として、東京・新宿にある本社を売却する検討に入ったことが1日、明らかになった。本社ビルと土地を証券化して機関投資家などに売却する方法が有力と見られる。具体的な時期や手法、売却見込み額などは今後詰める。売却益は財務内容の改善にあてる方針だ。
朝日生命は、東京海上火災保険の生保子会社と2003年3月に合併する「早期統合計画」が白紙に戻ったことから、リストラや財務基盤の強化など自助努力を中心に経営を立て直す方針だ。
朝日生命は2004年度の事業費を今年度比350億円減とするなどのリストラ実施を決めたほか、遊休資産などを中心とした資産売却計画の策定を進めており、本社売却もこの計画の一環として浮上した。
朝日生命は、資本金にあたる基金を1000億円増額するために、主力取引銀行の第一勧業銀行などに資金支援を要請する方針で、資産売却などの努力をすることで、支援に対する理解を得たい考えだ。