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12月の中小企業売上高10%減・商工中金
商工組合中央金庫が29日発表した中小企業月次景況観測によると、2001年12月の売上高は前年同月比10.0%減と、マイナス幅が41カ月ぶりに2ケタ台を記録した。製造業の落ち込み幅は同14.4%と、1998年8月のマイナス13.7%を上回り過去最大。電気機械などの大幅な売り上げ減少が響いた。
調査の対象は商工中金の取引先800社。1月の景況観測については、景況が「好転した」と答えた企業の割合から「悪化した」と答えた企業の割合を引いた景況判断指数が39.3と前月比0.7ポイント上昇した。商工中金は「景況好転の分岐点である50を大幅に下回ったままで、依然として楽観を許さない状況だ」と見ている。
1月は企業の資金繰りでも「悪化」の超過幅が拡大。雇用状況、製品在庫、生産設備もそれぞれ「過剰」の超過幅が大きくなった。1月と2月の売上高はそれぞれマイナス4.9%、7.3%の見込みだ。