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柳沢伯夫金融担当相は28日の衆院財務金融委員会で、2003年3月末に公的資金枠が期限切れとなる生命保険契約者保護機構の財源問題について「適切なタイミングを選んで安全網の問題を検討しなければならないと考えている」と述べた。保険契約者に不安を与えないよう慎重に時期を見極めて財源の検討を始める考えを示した発言だ。五十嵐文彦議員(民主)への答弁。
生保契約者保護機構は破たん生保の処理財源のうち5600億円の生保負担分をほぼ使い果たし、残る4000億円の公的資金枠も来年3月末で期限切れとなる。金融相は「期限が到来したら非常に心細くなる」と述べたが「議論すれば、すぐ怖いところがあるのではないかとの連想を呼ぶ」と語り、議論への着手が契約者の生保に対する不安を起こしかねないと指摘した。
さらに「最近の破たん処理では保護機構の支援を求めていない」と述べ、公的資金枠を延長するかどうかについては明言を避けた。