★阿修羅♪ 国家破産6 ★阿修羅♪ |
日商岩井は有利子負債の大幅圧縮や人員削減などを柱とするリストラ計画を固めた。非重点分野の関係会社や固定資産の売却などで、2001年9月末に2兆1000億円ある実質有利子負債(連結)を2005年3月末までに約8000億円減らす。連結の従業員は5000人削減、1万4000人程度とする。事業領域を絞り込み徹底した縮小均衡により生き残りを図る。
主力取引銀行であるUFJ銀行、第一勧業銀行などにすでに計画を提示、大筋で了解を得ており、29日に経営3カ年計画として発表する。借入金や社債など有利子負債から現預金を差し引いた実質有利子負債は1999年3月末に3兆1000億円あり、関係会社売却などで圧縮を図ってきたが、過剰負債企業に対する市場の見方が厳しさを増す中で抜本的な改善が不可欠と判断した。
同社は2001年4月に9つあった社内カンパニーを機械、金属、エネルギーなど5つに集約、事業の選別を進めてきたが、今後各カンパニーの事業内容や採算性、将来性などについて厳しく評価し、さらに集約を進める。