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今日、「破産6」にアップされた「WSJ-エンロン社員、アンダーセンにも8月に会計処理について警告(ダウ・ジョーンズ)」 http://www.asyura.com/sora/hasan5/msg/1106.html の件について、「ABCワールドニュースTONIGHT」は、1.16、1・17と二日にわたって本人へのインタビューを交えて次のように報じた。
1・16の「ABCワールドニュース」は、エンロン社のシェロン・ワトキンス副社長が、8月時点で赤字が公表されていないと心配しているとケネス・レイ会長に警告したら、レイ会長はびっくりして調査すると言ったと伝えた。
1・17の「ABCワールドニュース」は、ワトキンス副社長が何ヶ月も前から不正な負債を隠していると懸念を抱き、アーサー・アンダーセンに対し、財務的に不審な点があると指摘したと報じ、それを受けたアーサー・アンダーセンは、緊急ミーティングを開き、e-mailと文書の廃棄や処分を進めたと続けた。
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● >レイ会長はびっくりして調査すると言った
これは、レイ会長にはまったく責任がないというアリバイ工作ではないかと疑う。
● ダウ・ジョーンズだってエンロン監査の責任者だったダンカン氏が、エンロンの元社員で最高財務責任者の部下だったことを知っているのになぜ報じないのか?
ABCでは、ゴルフ仲間でもあることを付け加えて、そのように報じていた。
● >それを受けたアーサー・アンダーセンは、緊急ミーティングを開き、e-mailと文書の廃棄や処分を進めたと続けた。
えらく手回しがいいことですな。財務的に不審な点があると指摘されただけで、緊急会議を開くのは当然だとして、書類の廃棄まで決定して行動するんですからね。
これは、エンロンにもアーサー・アンダーセンにも、証拠はなにもないというダメ押しのメッセージだと考える。
● コミュニケーション担当副社長であるワトキンスさんが、「レイ会長はびっくりした」とレイ会長さえ知らなかったと主張している「子会社の複雑なデリバィブ取引から発生した損失」をどうして知ったんでしょう?
これは、まさに、ワトキンス副社長の担当であるコミニケーション能力が買われたんでしょうね。
ウソを巧くつく能力とも言えるけどね。
“悪魔崇拝者”がたぶん誇っていると思われるその知性は、このような偽装工作を見ても、大したものではないことがわかる(笑)
だから逆に恐いとも言えるが....