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大手スーパー、ダイエーの高木邦夫社長は25日、朝日新聞社のインタビューに応じ、経営再建計画に盛り込んだ約50店舗の閉鎖について「準備作業に入っており、できるだけ02年度上半期(02年3〜8月)に実施する」と述べ、収益改善を急ぐ方針を示した。さらに主力3銀行からの4200億円の金融支援のうち、債権放棄が2月中にも実行される可能性を明らかにした。
赤字店舗の閉鎖とともに収益構造を改善させる柱となる既存店の改装について、高木氏は02年度に300億円、03年度180億円、04年度120億円を投資し、約270店舗で実施する考えを明らかにした。02年度は3〜4月に、40店舗の改装を集中させる。
50店の閉鎖後も約20の赤字店舗が残るが、「3年間に人、商品、売り場を変え黒字化を目指す」と表明。営業力強化のために、本部社員の一部を売り場に振り向ける方針を示した。
店舗閉鎖を早期に進めると、損失の手当ても同時に必要になる。このため、高木氏は「主力3行と協議の上、債権放棄は2月中に実施されることもありうる」との見通しを示した。
# 債権放棄が発効した時点で、「SD」(選択的債務不履行)に引き下げられることは忘れずに。
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