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ブッシュ前政権時に駐日米大使に就任し、「ミスター外圧」のニックネームで知られたマイク・アマコスト米ブルッキングス研究所所長(64)が9月で勇退、後任にクリントン前米大統領の側近として知られたストローブ・タルボット前国務副長官(55)が就任する。同研究所が24日に発表した。
日米間の貿易不均衡問題が深刻さを増していた1990年代初頭、アマコスト氏は持ち前の行動力で日本の政界に接近。ライシャワー氏以来の駐日米大使のイメージを一新し、小沢一郎氏ら有力者に直談判する行動的な大使として注目された。大使職離任後の95年に同研究所の所長に就任し、昨年になって今年半ばに退くことを表明していた。
タルボット次期所長は米有力誌タイムの記者として、旧ソ連、ロシア問題を担当。旧ソ連崩壊前にゴルバチョフ大統領らに肉薄した手腕を買われ、クリントン政権では対ロ軍縮交渉の責任者となったほか、インド、パキスタン情勢など南アジア問題も担当した。(ワシントン=春原剛)