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景気や株価が一向に上向かないということで債券市場に異変が起きています。最近、国債の売りが目立ち長期国債の利回りが1.47%と9ヶ月ぶるの水準に上昇しています。一般的に不景気な状態では低金利でも資金の借り手がいないということで、金利が下がるのが相場で国債など債券は買われるのですが、景気低迷がここまで長引きますと、政府が今後景気最優先路線に走り、公共事業費などのため、国債を乱発するとの思惑から、外国人からも売りが出ています。日本に対する不安からか、債券とともに円も売られていて1ドル135円台半ばの動きになっています。
# 年度末越えの資金需要は旺盛などといってましたが、ついに、年度末越えでも札割れが発生するようになったこのごろですが、資金じゃぶじゃぶ策による、国債価格維持も、ついに、限界がきたようです。
景気対策のための国債乱発懸念から上記の報道のように金利が上昇し、円も売られるのですから、先日のAEIのEconomic Outlookのレポートに述べられているように、銀行への100兆円の公的資金注入により、政府債務が一挙に15%上昇したら、国債暴落、円暴落は間違いないですね。