★阿修羅♪ 国家破産6 ★阿修羅♪ |
スペインのラト副首相兼経済相は、ユーロ圏の金融情勢は成長の妨げとなっていない、との見解を示した。
ロイター通信とのインタビューで述べたもの。
欧州連合(EU)財務相理事会およびユーログループの議長も務めている同経済相は、「客観的にみて、現在、金融情勢が経済成長の妨げになっているとは言えない」と語った。
また、同経済相は、欧州中央銀行(ECB)は、必要なときに政策決定を行うだろう、との認識を示した。
同経済相によると、ユーロ圏12カ国の財務相らは21日のユーロ圏財務相会議において、同圏でのポリシーミックスは適切なものとなっている、との認識で一致した。
今月初めのユーロ貨幣導入がインフレに影響を与えたか、との問いに対し、同経済相は、「判断するには時期尚早ではあるが、ECBは(インフレに影響を与えたとは)言っていない。12月はスペイン・欧州の双方においてインフレは安定していた。従って、ユーロ(貨幣導入)や消費の前倒しによるインフレ圧力はみられない」と述べた。
一方、同経済相は、ドイツの財政状況について懸念していない、と語った。
また、EU安定協定の規制が弾力的であるべきと考えている国はない、との認識も明らかにした。