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(回答先: 米国の不快感に当惑=財務相会談の「円安容認」発言めぐり−日本政府(時事通信) 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 1 月 23 日 13:11:35)
オニール米財務長官は23日、東京都内の日本記者クラブで講演し、「為替レートで生産性を回復させたり、不良債権処理を進めることはできない」と述べ、円安誘導策に強い懸念を示した。日本が円安に頼らず構造改革を断行し、景気の早期回復を図るよう促した。長官はまた、「デフレが続く限り構造改革が困難になるが、デフレは金融政策に関連する」と指摘し、一段の金融緩和を求めた。
オニール長官は、前日の塩川正十郎財務相との会談で円安を容認したと伝えられ、外国為替市場で一段の円安が進行した。このため、講演で日本政府による意図的な円安政策をけん制することで、軌道修正するねらいもあるとみられる。
長官は「通貨の切り下げが経済の弱体化を招くのは明らか」と述べるとともに、「輸出や公共事業に頼る過去の政策は通用しない」と指摘。あくまでも構造改革を通じた景気回復を目指すべきだとの考えを示した。
そのうえで、オニール長官は「日本経済が潜在的な力を発揮できず、低迷していることが世界中に影響している」と述べ、「石油危機時のような迅速で効果的な行動が求められている」と、注文をつけた。
具体的には、不良債権処理の問題を第一にとりあげ、「包括的な解決策が必要」と指摘した。 【岩崎誠】
また、オニール米財務長官は23日午後、速水優・日銀総裁と約1時間10分、会談した。非公開で行われたが、日銀側は最近の金融経済動向と金融政策の運営について説明したという。会談には、山口泰・日銀副総裁とテーラー米財務次官が同席した。