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野村アセットマネジメントは23日、同社が運用するマネー・マネジメント・ファンド(MMF)「野村MMF」について、組み入れていた満期保有目的債券のうち額面総額1959億円分を、同社の自己資金で買い取ったと発表した。18日に投資信託協会が決めた運用・販売ルールに、このMMFを適合させるため、組み入れ債券を見直した。2月中旬には新ルールに適合したファンドになるという。
買い取り対象となったのは銀行の劣後債14銘柄で、投信協のルールが満期保有目的債券に関して定めた(1)AマイナスまたはA3以上の格付けを得ている(2)3年超の変動利付債の組み入れ額は直前3月末の純資産額の15%以内――に抵触したもの。