★阿修羅♪ 国家破産6 ★阿修羅♪ |
国会は23日午前、参院本会議で2001年度第二次補正予算案に関する塩川正十郎財務相の財政演説への各党代表質問を行った。小泉純一郎首相は金融機関への公的資金の再注入について「現時点において公的資本の増強が必要な状況とは考えていない」としたうえで「万一、信用秩序の維持に極めて重大な事態が生じる恐れがあれば、金融危機対応会議を開き、大胆かつ柔軟に対応する」と表明した。民主党の峰崎直樹氏への答弁。
峰崎氏は「公的資金を再注入する場合には首相、金融担当相、金融庁長官の責任を厳しく問わなければならない」と指摘。首相は「金融システムの維持に万全を期すことにより私の責任を果たしたい」と述べた。
狂牛病を巡る武部勤農相の対応に関して、峰崎氏は「当事者意識も責任感も感じられない発言を繰り返し、国民の不安を一層あおった」として即時罷免を要求。首相は「農相には今後とも職責を果たしてもらいたい」と罷免しない考えを強調した。