★阿修羅♪ 国家破産6 ★阿修羅♪ |
柳沢伯夫金融担当相は23日の参院本会議で「大手銀行の自己資本比率が危機的な水準に低下しているとはまったく認識していない」とする政府・金融当局としての見解を強調した。銀行株の低迷については「要因を特定することは困難」と述べるにとどめた。また「都市銀行の最近の預金残高は前年比で増加傾向」と指摘、「銀行システムに対する預金者の信頼が危機に陥っているというような状況にはない」との認識を示した。
そのうえで「現時点において公的資金による(銀行の)資本増強が必要な状況にあるとは考えていない。万一、金融危機に対応するため資本増強が必要となった場合は法令に従い的確に対処していくことはこれまでも申し述べてきた」と、当局としての姿勢に変化がないことも併せて示した。民主党の峰崎直樹氏への答弁。