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狂牛病(牛海綿状脳症、BSE)対策の食用牛肉の買い取り制度を巡り、雪印乳業の子会社「雪印食品」の関西ミートセンター(兵庫県伊丹市)が昨年10月、オーストラリア産牛肉を国産牛の箱に詰め替える偽装をし、業界団体に買い取るよう申請していたことが23日、明らかになった。雪印食品側からの依頼で牛肉を保管していた兵庫県西宮市の倉庫会社「西宮冷蔵」の水谷洋一社長(48)が同日会見し、明らかにした。また、雪印食品も同日、偽装の事実を認めた。
水谷社長によると、雪印食品の社員ら9人が昨年10月31日、西宮冷蔵を訪れ、約650箱分の豪州産牛肉約12トンを国産牛用の箱に詰め替えた。その際、雪印食品側から「西宮冷蔵の社員は立ち入らないでほしい」と頼まれたという。
問題の牛肉は既に、国産牛として業界団体「日本ハム・ソーセージ工業協同組合」の所有に名義が移されている。詰め替えの後、同冷蔵は「国産牛として処理してほしい」との雪印食品側からの依頼で、在庫に関する伝票を改ざんしたという。