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| ★阿修羅♪ 国家破産６ ★阿修羅♪ |
小泉首相は、現時点で公的資本増強が必要な状況とは考えていない、と述べた。
参院本会議で峰崎直樹議員（民主党）の質問に答えたもの。
小泉首相は、金融システム問題について、「現時点で、公的資本増強が必要な状況とは考えていない。しかし、今後、万が一、我が国の信用秩序の維持に極めて重大な支障が起こる恐れがあれば、金融危機対応会議を開き、大胆かつ柔軟に対応する」と述べた。
ペイオフ凍結解除に関しては、「４月のペイオフを再延期することは考えていない」と述べた。
柳沢金融担当相も、「金融当局を含め、政府としては、大手行の自己資本比率が危機的な水準に低下しているとは、全く認識していない」と述べた。
銀行株などの低迷について、柳沢担当相は、「金融庁としては、銀行が不良債権処理を促進するとともに、早期に収益力向上を図ることで、株式市場の評価を高めるよう、日ごろの検査・監督をしていきたい」と述べた。
そのうえで、柳沢担当相は、「現時点で、公的資金による資本増強が必要な状況にあるとは思っていない。しかし、万が一、金融危機に対して資本増強が必要になった場合には、法令に従い、的確に対処していく」と述べた。
峰崎議員が「柳沢担当相を罷免してでも、金融危機解消に努めるべきだ」と質したのに対し、柳沢担当相は、首相と認識が一致していることを強調したうえで、「金融システムの安定化と活性化に全力で取り組むことで、職責を果たしていきたい」と述べた。
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