★阿修羅♪ 国家破産6 ★阿修羅♪ |
自民党は22日、党本部で、緊急金融システム安定化対策本部(山中貞則本部長)を開き、柳沢伯夫金融担当相から政府の金融政策について説明を受けた。党内には4月のペイオフ(預金払戻保証額を元本1000万円とその利子までとする措置)凍結解除になお慎重論があるが、柳沢金融担当相は「今のシステムで十分対応できる」と協力を要請した。
これに対し、出席者からは、金融庁が問題金融機関の整理を進めてきたことで信用組合や信用金庫の破綻が続出したことを背景に、「地方の金融機関は大丈夫か」「党として公的資金注入の手法を考える必要がある」など、政府の対応を懸念する意見が相次いだ。
一方、自民党の野中広務元幹事長は22日の総務会で、政府の金融政策に関連し、「信金、信組はつぶれてもいいというのは大きな問題だ。石川銀行は金融庁の指導で増資したあげく経営破たんした。増資に応じた人を詐欺にかけたようなものだ」と強い口調で政府の対応を批判した。