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自民党が22日午前、国会内で開いた総務会で、3月金融危機への懸念が相次ぎ、同日午後の党緊急金融システム安定化対策本部の議論も踏まえて、臨時総務会で対応を検討することを申し合わせた。堀内光雄総務会長が総務会後の記者会見で明らかにした。
堀内氏は「非常に難しく危険な状況に向かっているという印象を持っている」と強い懸念を表明。「(小泉純一郎)首相も『あらゆる手段をとって金融不安を起こさせない』と発言している」と語り、政府・与党として金融不安回避に万全を期す考えを強調した。
堀内氏によると、会合では「中小企業の倒産が多くなっているのは、金融政策が実体経済を見ていないからだ。金融政策の在り方を総務会で真剣に議論してほしい」(牧野隆守氏)などの意見も出たという。