★阿修羅♪ 国家破産6 ★阿修羅♪ |
金地金の販売量が急増している。ペイオフ(定期預金などの払戻保証額を元本1000万円とその利息までとする措置)の4月解禁を控え、個人が銀行預金の一部を実物資産である金に移し替える動きが目立つ。昨年12月の販売量は前年の3-4倍に達したもようで、年明け以降、売れ行きは加速している。円安基調に乗って国内価格は3年ぶりの高値圏に上昇、金ブームがにわかに熱を帯びてきた。
非鉄大手の三菱マテリアルは昨年12月の店頭販売量が前の年の同月比四倍に達したが「今月はその二倍の勢い」(貴金属販売部)。地金商大手の徳力本店(東京・千代田)でも今月18日までで前月の販売量を上回った。住友金属鉱山では年明け以降、郵送などで受け付ける購入申し込みの8割が新規の客だ。
販売増は貯蓄率の高い地方でも顕著だ。地金販売最大手の田中貴金属工業グループでは今月、主に地方都市にある約130の特約店の合計販売額が前年同月の五倍の勢いという。