★阿修羅♪ 国家破産6 ★阿修羅♪ |
日銀の武藤英二・名古屋支店長、中村毅夫・札幌支店長、佐藤文俊・福岡支店長は21日午後、支店長会議終了後の記者会見で、4月に控えたペイオフ(定期預金などの払戻保証額を元本1000万円とその利息までとする措置)凍結解除を前に、各地域の金融機関と預金者はそれぞれ着々と準備を進めている点を強調した。
佐藤福岡支店長は、九州地区における預金者のペイオフ解禁対策について「(ペイオフ解禁を)意識して、定期性預金を他の金融機関に分散、あるいは流動性預金にシフトさせるなどの動きがみられる」と説明。地元の銀行同士による業務提携を具体例として紹介しながら「ペイオフ解禁後を見据え、(金融機関が)中期的な課題に取り組もうという動きがある」と指摘した。武藤名古屋支店長は、ペイオフ解禁後に問題が生じないよう、各金融機関ともリスク管理体制を講じていると説明。また「(ペイオフを解禁する)4月以降、万が一金融機関の破たんが生じた場合は混乱があるだろう」と地元産業界の懸念を紹介し、「金融機関に頑張って欲しいというのが産業界の見方」と話した。