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21日の債券相場は3営業日続落。先物中心限月である3月物は前週末終値より35銭安い136円75銭と、この日の安値圏で取引を終えた。136円台は中心限月としては2001年2月以来。
後場入り直後は買いが優勢で、一時は同22銭高の137円32銭と前場の高値を上回った。ただ、買い一巡後は次第に伸び悩み、後場中ごろからじりじりと売り物に押され、前週末終値比で下げに転じた。その後、損失覚悟の売りなども加わって下げ足を速め、大引け間際には同36銭安の136銭74銭を付けた。
現物債相場は中期債を中心に軟調だった。新発10年物国債である235回1月債は業者間市場で前週末終値より0.015%高い1.440%で取引されている。新発10年債としては2001年9月以来の高い水準となった。新発20年物国債である53回債の利回りは同0.005%高い2.075%。
10年債や20年債には押し目買いも見られ、先物と比べると相対的に底堅い値動きとなっている。新発5年物国債である17回1月債の利回りは同0.020%高い0.605%に上昇。新発5年物国債としては2001年4月以来の高い水準となった。
一般債市場では午後の業者間市場で、新発の政府保証債、公募地方債、5年物利付金融債の取引は成立しなかった。