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失業率が過去最悪となり、大手企業のリストラ策発表が相次ぐなかで、今冬のボーナスを「普段の生活費の穴埋めや足しにする」人が昨年冬よりも増え3割を超えたことが、内閣府所管の調査機関、日本リサーチ総合研究所がこのほどまとめた消費者心理調査で分かった。
この調査は15歳以上79歳以下の男女2200人を対象に2001年11月28日−12月6日に実施。対象者のうちサラリーマン世帯に今冬のボーナスの使い道などについて質問した。
具体的な使い道については「普段の生活費の穴埋めや足しにする」との回答が30.8%と最も多くなり、次いで「土地・住宅や自動車などのローンの返済」が22.3%となった。いずれも前年調査時より増加した。また、「ボーナス払いで購入したものの支払いに充てる」との回答割合も前回調査時の11.9%から 15.3%に増えた。
「目的は特に持っていないがとりあえず貯蓄する」と答えた人も19.1%と、前回調査時の17.0%から増加。「自分や家族の老後に備えて貯蓄する」人も2割程度いた。
一方、衣料品や履物、旅行や娯楽・レジャー、自動車関連、パソコン・ワープロなど情報関連機器、冷蔵庫・家具など家庭用耐久財に使うとの回答は減っており、ボーナスを「消費」よりも「貯蓄」や「ローン返済」に回す家計が多いことが分かった。