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(回答先: チェイニー米副大統領、エンロン事業でインド側と接触していた=政府[ワシントン18日ロイター] 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 1 月 19 日 12:21:27)
【ワシントン逸見義行】
チェイニー米副大統領が倒産したエネルギー販売最大手のエンロン(本社・テキサス州)がインドで進めた電力開発事業に言及していたことが18日、明らかになった。副大統領は昨年6月27日、インドの野党・国民会議派のソニア・ガンジー総裁とホワイトハウスで会談した際、進捗状況を話し合っていた。フライシャー米大統領報道官が同日、明らかにした。
副大統領は会談の3日前に、コロラド州で開かれたエネルギー関連のシンポジウムで、エンロンのレイ会長と会った。副大統領の動きは、ブッシュ政権とエンロンの密接な関係の例として、注目されている。
フライシャー報道官は会見で「この事業には、米政府が関与している海外民間投資協会(OPIC)が融資をしている。税金を使った融資による事業の行方を監視するのは、国益にかなった行為だ」と指摘し、問題がないことを強調した。同事業は、クリントン政権時代からのもので、同政権時代の商務長官もインド政府に事業の進捗状況を問い合わせたことも紹介した。
OPICは、副大統領の会談を受けて、エンロンが倒産する約1カ月前の昨年11月9日に行われたブッシュ米大統領とバジパイ・インド首相との首脳会談で、この問題が取り上げられることを期待した。しかし、米政府内で「大統領に上げる問題ではない」との決定が下り、首脳会談では議題にならなかった。
この電力事業は、ボンベイ近郊のダホールで、エンロンが主導して発電所を建設するもので、総事業費は29億ドル。エンロンは6400万ドルを投資しており、OPICは、事業に1億6000万ドル、米輸出入銀行も3億ドルを融資していた。99年5月に1号機が完成し稼動しているが、2号機が完成直前になって、地元とのトラブルで、昨年6月以来、工事がストップしている。