★阿修羅♪ 国家破産5 ★阿修羅♪ |
(回答先: 収益構造の改革に努力=ダイエーは今後も支援−UFJ銀頭取 (時事通信) 投稿者 sanetomi 日時 2002 年 1 月 14 日 18:47:19)
抜本的な再建策づくりを急ぐ大手スーパーのダイエーが、今週始まる三和、東海、富士、三井住友の主取引銀行4行との本格協議を前に困惑を深めている。再建の軸となるリストラ策を裏打ちする4行の金融支援の規模などがはっきりしないまま、ダイエーの想定外の事業売却案などが次々と浮上しているからだ。
ダイエーは現在、売却する資産や閉鎖する不採算店舗の選定作業を進めている。金融支援の規模は3千億〜5千億円規模とみられているが、4行側からは具体的な額は提示されていない。
新たな金融支援は、資産売却や店舗閉鎖に伴う損失に充てられるが、ダイエーは「支援の額を言い出せない立場」(幹部)にある。年間約100億円の赤字を生むディスカウント店「ハイパーマート」28店のうち、何店舗を閉鎖するかも支援規模を想定しながらの手探りの作業だ。
福岡ダイエーホークスやドーム球場、隣接する大型ホテルの売却話が浮上したことにも、社内からは「球団の売却話が大きく、再建計画の評価がかすむ」という不安も募る。産業再生法を活用するという情報にも「選択肢のひとつではあるが」と戸惑いを隠せない。
金融支援の手法も、ダイエーは債務の証券化や金利減免が軸になるとみて「債権放棄は最も遠いところにある」(首脳)と踏んでいた。4行側の責任論にも発展しかねないからだ。社内にも「借金を棒引きしてもらった」とみられ、印象が悪くなるという危ぐがある。