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【シリコンバレー11日=京屋哲郎】
経営破たんした米エネルギー大手エンロンは11日、事業の中核である電力や天然ガスの卸売取引仲介部門を、スイスUBS傘下の米投資銀行UBSウォーバーグに売却すると発表した。契約の詳細は公表していないが、同部門をエンロン本体から分離、UBSが過半数を、残りをエンロンが出資して新会社を設立し、事業を継続すると見られる。ニューヨーク連邦破産裁判所の承認を受け、正式決定する見通しだ。
同部門はアメリカの電力と天然ガス卸売り取引の4分の1を取り扱い、エンロンでも高い収益力を誇っていた基幹部門で、UBSのほか、米シティーグループ、英石油大手BPなどが買収に意欲を見せていた。
エンロンのケネス・レイ会長は「UBSの高格付けとエンロンが持つ事業ノウハウを融合することで、事業価値を高めることがきる」との声明を発表し、再建に向けて意欲を示した。
(1月12日10:58)