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福田官房長官は、ブッシュ米大統領の訪日を来月後半の方向で調整中であることを明らかにした。 午後の会見で述べたもの。
福田官房長官は、ブッシュ米大統領の訪日について、「(大統領は)10月に訪れる予定だったが、テロ事件があって延期となった。その後、どういうタイミングで訪日するか検討していたが、できるだけ早く訪日したいということで、来月後半の訪日で調整が行われている。近々、調整が整えば発表したい」と述べた。
一方、オーストラリアのABCニュースが、5月3―6日に、小泉首相がオーストラリアとニュージーランドを訪問すると報道したことについて質問され、福田官房長官は、「オーストラリア訪問はまだ決めていない。まして5月の連休に訪問ということを決めたということはない。現段階では、オーストラリアはしばらく訪問していないから、そろそろしてもいいか、という程度の話だ」と述べた。
福田官房長官はまた、14―17日の日程で、森前首相がウズベキスタンを、鈴木宗男氏がタジキスタンを、それぞれ首相特使として訪問することを発表した。
日本との外交成立10周年を記念するためと、今月に行われるアフガニスタン復興支援会議への協力を要請することが目的だという。
さらに、福田官房長官は、大手スーパーダイエー <8263> が経営再建に取り組んでいることと関連し、”政府としてどのような対応をするのか”との質問に対し、「取引銀行、関係者が対応すべき問題で、政府が1つ1つああしろ、こうしろと言う立場にはない。関係者が鋭意作業されていると聞いているが、どうなるかということは申し上げるべきではない。ただ、求められれば、経済産業省や、金融庁が助言するということはあるかもしれない」と答えた。