日銀が11日発表した2001年12月のマネーサプライ(通貨供給量)速報によると、代表的指標であるM2プラスCD(現金、要求払い預金、定期性預金、譲渡性預金の合計)の平均残高は662兆2000億円と、前年同月比3.4%増加した。伸び率は前月を0.2ポイント上回った。この結果、日銀による量的緩和下で01年の平均残高は前年比2.8%増加し、1999年(3・6%)以来の高い伸びになった。
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