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日銀が11日実施した市場に資金を供給するオペ(公開市場操作)の入札で、金融機関からの応札額が供給予定額を割り込むオペの未達(札割れ)が発生した。昨年12月に日銀が量的緩和を拡大したことを受けて金融市場に資金のだぶつきが強まっており、特に年度内に終わる資金取引で金融機関の資金調達意欲が大きく減退している。
日銀の資金供給オペの札割れは昨年5月下旬以来。今回発生したのは日銀が金融機関から国債を一定期間借り入れて資金を供給する国債レポオペ。6000億円の予定額に対して応札は5355億円しか集まらなかった。金融機関にとっての資金の返済期日は3月5日で、資金需要の乏しい年度内だった。
4月のペイオフ(定期預金などの払戻保証額を元本1000万円とその利息までとする措置)凍結解除に対する警戒感から、金融市場では資金の返済期日が3月の年度末を越える取引では資金需要が強い。