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(回答先: 官房長官「自民加藤氏秘書の脱税疑惑、内容分からず」〔日本経済新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 1 月 10 日 21:11:22)
自民党の加藤紘一元幹事長=写真=の事務所代表で私設秘書の佐藤三郎氏(61)が約1億5000万円の所得を隠していた疑いが強まり、東京国税局は10日、所得税法違反(脱税)容疑で、佐藤氏が横浜で経営する港湾運搬会社や東京・霞が関の加藤事務所など数カ所を強制調査(査察)した。現内閣の経済政策を批判して「ポスト小泉」を狙っていた加藤氏にとっては、致命的スキャンダルとなりそうだ。
関係者によると、佐藤氏は平成9年ごろ、脱税で起訴された芸能プロ「ライジングプロダクション」(現フリーゲートプロモーション)の元社長から約1億5000万円を受け取ったとされる。また、11年3月、同プロの関連会社を通じて1億円が貸与されたことも分かっており、不透明な金の流れが指摘されている。
同プロをめぐってはこの日、所得税法違反容疑で元札幌国税局長も逮捕された。東京国税局は佐藤秘書関連の所得が適正に申告されていたかどうか、実態解明を進めるとみられる。
佐藤氏は東京都出身。早稲田大学を卒業後、昭和45年に運輸会社を設立。現在も横浜などで会社数社を実質的に経営する一方、約10年前から加藤氏の私設秘書として活動を始め、6、7年前から「金庫番」として存在感を高めていた。加藤氏の資金管理団体「社会計画研究会」の会計責任者も務めており、平成10年から昨年まで毎年100万円を同団体に寄付している。
「議員会館の事務所にはほとんど姿を見せず、さまざまな陣頭指揮を行っていた。佐藤氏は単なる私設秘書ではなく、加藤氏のパートナー的立場だったのでは…。加藤氏は幹事長時代、北朝鮮に対するコメ支援に熱心だったが、その裏方も務めたといわれ、国会の衆院予算委や参院法務委でも何度も名前が挙がっていた」(永田町事情通)
最近、「日本経済は1月から3月にかけて気の抜けない状況になる」などと小泉首相の経済政策を批判して、次期総理を狙っていた加藤氏だが、右腕である秘書の脱税疑惑は大きなダメージとなりそうだ。