★阿修羅♪ 国家破産5 ★阿修羅♪ |
経済財政諮問会議(議長・小泉純一郎首相)は14日、経済財政の中期展望の最終素案をまとめた。デフレ阻止策として、日銀にインフレ目標導入を促す表現が加えられた。2年程度の集中調整期間は、不良債権処理とデフレ阻止が最重要と強調し、デフレ阻止で政府と日銀の協調を求めたうえで、「(日銀はインフレ期待の)把握などに寄与する新たな手段について、海外の事例も参考としつつ検討する必要がある」との表現を加えた。
また、構造改革が経済成長をもたらす道筋として、(1)不良債権処理や証券市場改革で起業が促進され、投資が拡大(2)財政赤字の削減などで将来不安が軽減され、消費が拡大(3)規制緩和などで生産性が上昇――などを示している。
諮問会議は、今後5年間に政府が努力すべき数値目標などを決めたうえで、年明けにも中期展望を正式決定する。 【白戸秀和】
[毎日新聞12月14日] ( 2001-12-14-23:23 )